冤罪事件および冤罪事件と疑われている事件

はじめに。

冤罪事件及び冤罪と疑われている主な事件(えんざいじけんおよびえんざいとうたがわれているおもなじけん)では、刑事事件で犯人とされた者のうち、再審も含む裁判の結果無罪が確定する、いわゆる冤罪事件に関する一覧である。また、裁判で有罪とされつつも冤罪が疑われている主な事件についても一覧としている。また、冤罪事件とは同時に冤罪被害事件であり、往々にして未解決事件であることを記述しておく。

 

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パソコン遠隔操作事件

2013年2月10日に事件の真犯人とされる被疑者が逮捕されたが、この逮捕について新たな誤認逮捕である可能性も指摘されている。弁護士らは1月3日午後3時半以降に「ピンクの首輪をつけた」猫についての写真を、2月25日から募集している。被疑者は1月3日午後1時半頃~午後3時半頃に江ノ島に滞在していたが、その時間帯は猫のそばで大道芸が行われて混雑していた事から猫に首輪をつけることが困難であることと、少なくとも、午後2時50分頃の時点では、猫には首輪が付いていない写真がある事を挙げ、午後3時30分以降に猫に首輪が付いていない写真があれば被疑者の無実を証明できるとしている。トロイプログラムがC#で書かれているのに対し、本人はC#でプログラムが書けないと主張している。尚、取り調べで「C#で書かれたプログラムを検証したことがある」という被疑者の発言を根拠に、身上調書では「C#を使える」としている。被疑者の逮捕後、2013年3月3日の早朝、インターネット掲示板に真犯人を名乗る人物による新たな書き込みがあった。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A4%E7%BD%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%86%A4%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%96%91%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%B8%BB%E3%81%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

 

大阪府貝塚市長屋放火事件

大阪地検支部が昨年11月、知的障害を持つ元被告男性(29)について「自白の信用性の立証が難しい」として現住建造物等放火罪などの起訴を取り消し、釈放した問題で、元被告は12日、無罪なのに326日間身柄を拘束されたとして、国が刑事補償約400万円を支払うよう大阪地裁堺支部に請求した。
 請求などによると、元被告は2009年12月に大阪府貝塚市の長屋にライターで放火したなどとして昨年1月に起訴された。元被告は捜査段階で放火を自白したとされたが、同地検堺支部は元被告には妄想を交えて話す傾向があるとして公判前に起訴を取り消し、地裁堺支部が公訴棄却を決定した。
 請求額は元被告の逮捕・勾留日数に刑事補償法上の1日当たりの上限1万2500円を乗じて算出した。公訴棄却の場合の刑事補償は、仮に判決に至っても無罪になったといえることが条件とされる。

 http://d.hatena.ne.jp/ken-kataoka/20000622/1305190394

 

 

中国人男性暴力事件

大阪市内で中国人男性がゴルフクラブで車をたたき、また「殺すぞ」と脅したとして2011年2月に器物損壊や脅迫を含む暴力行為等処罰法違反で起訴されたが、車に傷がなかったことが判明し、「被害者」が虚偽告訴罪偽証罪で起訴された。そのため訴因から器物損壊がはずされ、脅迫についても2011年8月29日の判決で「被害者の証言は信用できない」として無罪判決が言い渡された。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A4%E7%BD%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%86%A4%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%96%91%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%B8%BB%E3%81%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

 

 睡眠薬混入強制わいせつ事件

 平成17年4月2日、警視庁赤坂署は不動産会役員 朝永福一氏(当時34歳)を準強制わいせつの疑いで逮捕した。当時、朝永容疑者は、インターネット上でルームシェアの同居人を募り、内覧に訪れた女性に睡眠薬を混ぜたお茶を飲ませたうえ意識を失った女性にわいせつな行為を繰り返していたとして逮捕された。

被害女性が事件当日に着用していたとされる衣類からは“第三者”のDNAが検出されていたことから、警察は当初、複数犯を前提に捜査を進めていたが、結局、逮捕・起訴されたのは「T」だけで、警察が当初、複数犯を前提に捜査を進めていた理由は裁判でも一切明らかにされていないなどの疑問点が指摘されていたが、「T」が容疑を認め被害に遭ったとされる女性との供述も一致したため、その後有罪が確定していた。

現在、警視庁は強制わいせつの容疑と恐喝の疑いで元同僚で暴力団員の男(47)から任意で事情を聞きはじめた。調べによると、男は平成15年10月頃から平成17年4月頃にかけて当時同僚であった朝永氏を脅し、わいせつ行為に犯行に及んだ疑いが持たれている。

男は「同意の上だった」と容疑を一部否認しているという。警視庁は裏付け捜査を急ぐとともに、当時の事件との関連を慎重に調べている。

http://d.hatena.ne.jp/iori3/20050404/p2

 

 

 

鹿児島高齢夫婦殺害事件

2009年6月19日、午前6時15分頃、鹿児島市下福元町、91歳無職男性方から「両親が死んでいる」と110番通報。鹿児島南署員が駆け付けたところ、91歳男性と妻の87歳女性が頭部から血を流し、既に死亡していた。
 ガラスが割られていたことから、鹿児島南署は何者かが外部から侵入したとみて殺人事件と断定。鹿児島南署に捜査本部を設置し、捜査を開始。司法解剖の結果、死因はともに頭や顔を強打されたことによる脳障害と判明。現場となった自宅室内で見つかったスコップに、2人の血液が付着。傷の形とも矛盾せず、同本部はスコップを凶器と断定。同29日、鹿児島南署捜査本部、殺人、住居侵入容疑で鹿児島市三和町の職業不詳の70歳男を逮捕。7月20日鹿児島地検は、強盗殺人、住居侵入罪で、70歳無職の男を鹿児島地裁に起

http://www.geocities.jp/masakari5910/citizen_judge_death_penalty03.html

 

NTT西日本社員強制わいせつ致傷事件

取引先の女性社員をホテルに連れ込んで暴行したなどとして、大阪府警東成署は16日、強制わいせつ致傷と監禁の疑いで、兵庫県加古川市加古川町稲屋のNTT西日本兵庫社員、板倉大明(たかよし)容疑者(46)を逮捕したと発表した。
 逮捕容疑は8月中旬、大阪市内に住む取引先の20代の女性社員を神戸市内のホテルに無理やり連れ込み、服を脱がせて暴行するなどした、としている。女性は抵抗した際に軽傷を負った。板倉容疑者は「同意の上だった」と容疑を一部否認しているという。
 東成署によると、当時女性はインターネットプロバイダー会社の営業担当として勤務していた。2人は同僚らと飲食した後、帰ろうとした女性のタクシーに乗り込んで無理やり部屋に連れて行き、「逆らうと仕事を失うぞ」などと脅したという。(産経新聞
 取引先の女性を無理やりホテルに連れ込み、わいせつな行為をしてけがをさせたなどとして、大阪府警東成署は16日までに、強制わいせつ致傷と監禁の疑いで、NTT西日本の100%子会社「NTT西日本―兵庫」課長代理、板倉大明容疑者(46)=兵庫県加古川市加古川町稲屋=を逮捕した。女性に対して「言うことを聞かなければ、契約を打ち切る」などと脅し、仕事上の立場を悪用していたという。
 同署によると、板倉容疑者は「同意の上での行為だった」などと容疑を一部否認しているという。
 逮捕容疑では、板倉容疑者は8月21日、兵庫県内にあるホテルで、取引先の20代の女性会社員にわいせつな行為をして10日間のけがを負わせた上、服を取り上げて翌22日朝まで室内に監禁した疑い。
 同署によると、板倉容疑者は勤務先でインターネット回線の販売を担当。女性とは仕事の取引を通じて知り合ったが、NTTとの契約を希望する会社が多いことから、同容疑者は「仕事の上ではおれは神様だ」などと女性を脅していたという。(時事通信
 取引先の女性に無理やりわいせつな行為をしてけがをさせたなどとして、大阪府警は16日、兵庫県加古川市加古川町稲屋、「NTT西日本―兵庫」営業担当課長代理、板倉大明(たか・よし)容疑者(46)を強制わいせつ致傷と監禁の疑いで逮捕、大阪地検に送検したと発表した。同容疑者は「合意の上だった」と容疑を否認しているという。
 東成署によると、板倉容疑者は8月21日午前1時ごろから同8時半ごろにかけ、取引先の会社に勤める女性を神戸市内のラブホテルに連れ込んでわいせつな行為をし、室内に監禁した疑いが持たれている。女性は板倉容疑者に体をつかまれるなどして手足に軽いけがを負ったという。女性は「会社に迷惑がかかると思って逃げられなかった」と話しているという。
 <裁判員判決を破棄、NTT西元社員に監禁罪は無罪 大阪高裁>
 神戸市内のホテルに取引先の女性を監禁し、わいせつな行為をしたなどとして、 強制わいせつ致傷と監禁の罪に問われた元NTT西日本兵庫社員、板倉大明被告(48)の控訴審判決公判が31日、大阪高裁で開かれた。森岡安広裁判長は求刑通り懲役4年とした1審大阪地裁の裁判員裁判判決を破棄、監禁罪については無罪とした上で懲役3年の実刑を言い渡した。
 最高検によると、裁判員裁判判決を破棄し、一部でも無罪とした控訴審判決は初めてとみられる。
 森岡裁判長は判決理由で、ホテルに無理やり連れ込まれたという被害者の証言について「やや誇張して述べている可能性がある」と指摘。「ホテルから出られないほどの強制があったとはいえない」として、監禁罪については無罪とした。
 1審判決は、自供書が警察官の誘導で作成された可能性を指摘。被告側は1審公判中に誘導を否定した警察官を偽証罪大阪地検に告発している。
 判決によると、板倉被告は平成21年8月、神戸市内のホテル一室で女性にわいせつな行為をし、けがをさせた。

 http://daibosatutouge.seesaa.net/article/130444899.html

 

 

岩手17歳女性殺害事件

2008年7月1日午後4時半ごろ、岩手県川井村(当時。現宮古市)の河川で17歳女性Bの他殺体が道路工事作業員に発見された。
司法解剖の結果、死亡推定時刻は6月30日から7月1日であり、死因は頭部の外傷か首の圧迫とみられ、首を絞められ瀕死の状態となった後に橋から突き落とされた可能性が高いとみられる。
事件直前の6月28日に被害女性Bを呼び出す電話をしていた知人男性X(当時28歳)が7月2日午前10時頃に知人へ「断崖からの飛び降り」を示唆する電話をかけた。翌7月3日に断崖現場から男性Xが所持していた財布や煙草などの遺留品が発見されたが、遺体は発見されなかったため、偽装自殺と判断された。
2008年7月29日、警察は男性Xを女性Bの殺人容疑で全国に指名手配した。事件直後に自損事故を起こして放置された男性Xの車の中から見つかった血痕や遺留品の鑑定などから、警察は男性Xを女性Bを殺害した犯人と断定した。10月31日、事件は捜査特別報奨金制度に指定された。
2010年6月30日、指名手配されている容疑者男性Xの父親が、国や県に対して指名手配の差し止めと損害賠償を求める訴訟を起こした。
男性Xは2013年現在も逃走中で、全国に指名手配されている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%89%8B17%E6%AD%B3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

 

羽賀研二未公開株詐欺事件

2001年2月、羽賀は知人の不動産会社社長に医療関連会社の未公開株を売却する契約を交わし、不動産会社社長は2001年7月から10月にかけ4回の分割払いで290株分と仲介料でおよそ3億7000万円分を羽賀に支払った。しかし、不動産会社社長が購入した価格は1株120万円で実際の購入価格の1株40万円の3倍であり、羽賀は2億数千万円の利益を得ていた。また不動産会社社長は2003年に税務署から医療関連会社が株購入していた2001年8月時点で経営破綻していたことを知らされており、羽賀は不動産会社社長に経営破綻した事実を知らせないまま未公開株売買の代金を受け取っていたことになる。
不動産会社社長によると、羽賀は「通常はもっと高い」「芸能人の僕だから、ルートがあって1株120万円で買える」「みんなが売ってくれと申し出ている」「絶対に損はさせない。元本保証する」「買ってくれると僕は取締役になれる。もう芸能界はイヤ」などと執拗に購入を促し、深夜0時から午前6時までしつこく電話をかけて売りつけ、未公開株購入の中止も考えていることを伝えると羽賀から「一度オーケーしたらダメ」としつこく支払いを催促されたと主張している。損害を被った不動産会社社長は羽賀と交わしていた「上場後に損失が出たら、元本を保証する」という確認書を元に羽賀に返済を求めると、羽賀は不動産会社社長に対して「上場前に破綻しているから元本は保証する必要は無い」「株を持っていた僕も被害者」と拒否して連絡を絶った。
2007年6月30日、羽賀、渡辺、吉川、暴力団山口組系極心連合会関係者2人と計5人とともに恐喝罪容疑で逮捕された。嫌疑不十分で不起訴処分となった吉川を除く4人が7月21日に恐喝未遂罪で起訴された。同年10月11日、羽賀を詐欺事件について詐欺罪で追起訴した。
暴力団山口組系極心連合会関係者2人は罪を認めて恐喝未遂罪の有罪が確定した。
2008年11月28日、大阪地方裁判所は羽賀と渡辺について無罪判決を言い渡した。最大の争点は不動産会社社長が株の元値を知っていたかどうかについてであるが、不動産会社社長が株の元値を知っていたとする元歯科医の証言が採用されたためであった。
しかし、元歯科医の羽賀に有利な証言が偽証として起訴されて有罪になったことは羽賀や渡辺の裁判にも影響を与えた。2011年6月17日に大阪高等裁判所は一審の無罪判決を破棄し、羽賀に懲役6年(求刑懲役8年)、渡辺に懲役2年(求刑懲役4年)の実刑を言い渡した。羽賀は無罪を立証するカフェの元店長を証人を法廷で証言させたが、判決では「にわかに信用できない」として証拠に採用されなかった。羽賀と渡辺は判決を不服として最高裁判所に上告した。2013年3月28日、最高裁が上告を棄却し、羽賀と渡辺の有罪が確定した。

 http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E7%BE%BD%E8%B3%80%E7%A0%94%E4%BA%8C%E6%9C%AA%E5%85%AC%E9%96%8B%E6%A0%AA%E8%A9%90%E6%AC%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6_%E7%BE%BD%E8%B3%80%E7%A0%94%E4%BA%8C%E6%9C%AA%E5%85%AC%E9%96%8B%E6%A0%AA%E8%A9%90%E6%AC%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81

 

 

東広島市女性暴行死事件

2007年5月4日、山陽新幹線東広島駅の近くにある2階建て短期賃貸アパートの一室で、何者かに頭部や顔面を中心に執拗に殴打された末に死に至ったとみられる女性会社員(33)の遺体が発見される。
女性は、5日前の4月29日より行方がわからなくなっており、家族は前日の5月3日に東広島警察署に捜索願を出していた。被害女性は、このアパートを4月26日から二週間の契約で借りていたが、家族は誰もそのことを知らなかった。女性の遺体は、頭部を執拗に殴打されており、水のたまった浴槽に頭から上半身を突っ込んだ状態で発見されたことから、警察は当初、顔見知りによる怨恨からの犯行を疑っていたと報じられていた。
事件発覚から二週間後の5月17日、殺人の容疑で逮捕されたのは、隣の広島市でコンビニを経営しながら副業で探偵業を営んでいた50代の男性Iだった。Iは、探偵業の業務として、女性が行方不明になる一週間前から女性の交際トラブルの相談にのっていたとされる。
Iは一貫して容疑を否認するが、殺人罪で起訴され、さらに被害女性から事件当日に約146万円を盗んだとして窃盗の容疑で追起訴される。そして、裁判でも無罪を求めて最高裁まで争ったが、第一審(広島地裁)では2008年10月16日に懲役20年の判決を言い渡され、控訴審(広島高裁)では2010年7月29日に原判決が破棄されて懲役10年の判決を言い渡され(減刑されたのは、殺人罪については殺意が否定され、傷害致死罪が適用されたため)、さらに2011年7月7日に最高裁に上告棄却され、その後の異議申し立ても認められずに懲役10年の判決が確定した。
Iは現在、山口刑務所で服役中だが、2012年5月に再審無罪を求めて広島高裁に再審請求書を提出した。
検察側は、現場の短期アパートの室内で見つかった微量の血痕から検出されたIのDNAが犯行時に遺留したものだと主張。また、被害女性が行方不明になった4月29日に現金146万円を所持していたはずであるとして、これをIが盗んだという事件の構図を描いた。
一方、弁護側は、Iが4月29日に被害女性と会い、現場アパートに一緒に立ち入ったことは認めつつ、被害女性はIと別れた後に「別の第三者」に殺害されたと主張。血痕から検出されたIのDNAも現場アパートに立ち入った時に残したものだとしながら、血痕からは被害女性のDNAも検出されていることから、Iの血痕ではなく、唾液などが遺留したのだと主張した。また、Iはこの日に被害女性から現金100万円を預かっただけで、お金を盗んでいないと主張した。

冤罪が疑われる理由
Iには一見、怪しく感じさせる点が多いが、一方で犯人だと考えるには、以下のような疑問点が存在すると指摘されている。
●被害女性の遺体の状況から伺える凄惨な犯行状況に対して、事件の一週間前に被害女性と会ったばかりのIには、被害女性を襲わなければいけない動機が何も見あたらない(実際、検察官も裁判で動機を何も指摘できず、第一審判決や確定判決=控訴審判決も動機を特定しないままにIが犯人だと認定している)。
●被害女性は行方不明になった日、Iと会った後で交際トラブルの示談をする予定になっており、仮にIがこのタイミングで被害女性を殺害すれば、自分がすぐに疑われることは容易に想像できそうな状況だった。
●警察はIを逮捕して以降、Iに「黒い車」を貸した人物がいないか探し回っていたが、Iが事件当時に所有していた車は「白」であり、警察がなぜ「黒い車」にこだわっていたかは裁判でもまったく明らかにされていない。

 http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E6%9D%B1%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6_%E6%9D%B1%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E5%A5%B3%E6%80%A7%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81